外気はマイナス20℃にもなる冬の入笠山登山と山荘宿泊で必要な持ち物です。山荘内は薪ストーブ、ファンヒーター、こたつで暖房していますが、防寒の用意は必要です。

持ち物リスト

  • 吸汗速乾タイプの下着上下(登山用やヒートテックなど)

汗が乾きやすい素材が寒さを防ぎます。ヒートテックなどの発熱素材もOK。

山荘でも販売している『ドライナミック メッシュ』は冬山登山に最適のインナーです。

子供の下着は必ず替えを数点ご用意ください。

  • 厚手の靴下

登山用厚手の靴下が暖かいです。お子さんは替えの靴下を必ず用意してください。

  • 長袖シャツ、フリース

組み合わせて重ね着できるようなコーディネートを心がけてください。冬山登山では持ってきたウェアすべてを着たら一番暖かいというのが理想です。

  • 厚手のパンツ

登山用パンツ(ズボン)、フリースのパンツ(ズボン)

  • ダウンジャケット

冬はダウンが一番暖かい。ダウンのパンツもあると山荘内で快適に過ごせます。

  • アウター、レインウェア、スキー・ボードウェア

標高2000m近い山岳エリアなので冬の季節風は思いのほか強くて冷たいです。外に出るときは防水素材のアウターを着用してください。

  • ニット帽、ネックウォーマー、防寒手袋、サングラス

肌を露出しないこと、頭、指先、足先を冷やさないこと。手袋は替えを必ず用意。山荘でも販売している『防寒テムレス』は防水+防寒で雪山にとっても有効です。

  • ゲイタ—(スパッツ)

シューズに雪が入らないように装着してください。

  • 登山靴

散策時間が短ければ本格的な冬用シューズは必要ありません。寒冷地仕様の長靴でもOKです(諏訪エリアのホームセンターで3000円くらいで購入できます)。お子さんは長靴がベスト。長靴で山荘レンタルのスノーシューの装着が可能です。スノーブーツでもOKです。

  • アイゼン、チェーンスパイク

アイゼンは本格的なものは必要ありません、軽アイゼンやチェーンスパイクでOK。ご宿泊の方にはチェーンスパイクを無料で貸し出ししています。チェーンスパイクは登山靴、長靴、スノーブーツにも装着できます。

  • 保温ポット

お湯やお茶などを入れて行動中に飲みます。

  • ライト

登山用ヘッドライト、ハンディタイプのライトなど。山荘でも無料で貸し出ししています。

  • 洗面用具、タオル、ティッシュなど
  • 健康保険証、救急セット、地図、コンパス、時計、携帯電話

携帯電話は dokcomo◎、softbank◎、au△。

  • 子供のウェアについて

子供は雪遊びが大好き。遊んでいる間は雪で濡れようがお構いなし、しかし日中も氷点下の雪山なのでそのままでは体が冷えてしまいます。山荘内で乾かしても子供が遊んでウェアが濡れるスピードに乾燥が間に合いません。子供のウェアは行動分だけ着替えを用意するのが理想です。少なくとも宿泊当日と翌日分は分けてご用意ください。

※濡れたものは薪ストーブの近くなどで乾かすことはできますが、濡れ具合によって必ず乾くとは限りません。手袋、靴下、下着など肌身に着けるものは替えをご用意ください。