株式会社マナスル山荘(ヒュッテ入笠)は適格請求書発行事業者登録事業者です 

登録番号T2100001029992

マナスル山荘からヒュッテ入笠

2023年4月よりマナスル山荘本館改め『ヒュッテ入笠』に屋号を改名します。

 2014年春から手掛けたマナスル山荘本館も10年目を迎えました。オープン当初に思い描いていた山小屋のイメージを少しずつ作り上げ、失敗や計画変更などを繰り返し、この9年間で「マナスル」と呼ばれた山荘はたくさんのお客様にその存在を覚えていただくこととなりました。近年は1955年に創業者が命名した「日本人が初登頂したマナスル峰から名前をもらったマナスル山荘」を刷新することを頻繁に考えるようになっていました。10年目を区切りとし、次のステップへと進みたいという想いの詰まった「ヒュッテ入笠」への屋号変更です。

なぜヒュッテ入笠

『ヒュッテ入笠』という名称は数年前から考えていました。変更の理由はいろいろあるのですが、

  • 10年目の区切りであること。
  • 山荘、小屋、ロッジ、ホテルが名称につく施設では働いたことがあるが、ヒュッテは未経験なこと。
  • 「マナスル山荘」はどこにありますかという質問は思いのほか多く、入笠山の施設であることがわかるように。
  • 同じ名称の別の施設(経営も料理もサービスも料金もすべて別)に間違えて利用する方が増えてきたこと。 

が主な理由です。

ローマ字表記は「Hutte New Casa」にしました。入笠(にゅうかさ)をNew Casaと表記することも以前からもっていたアイデアです。Hutteは山小屋、NewCasaは新しい家という意味ですが、入笠山にある新しいスタイルの山小屋という意味を持たせました。建物は古いですが、山小屋のイメージを通り越した新たなサービスや提案をご提供する独自のスタイルの追及です。かといって奇抜なスタイルを目指しているわけではありません。

入笠山(にゅうかさやま)を「いりかさやま」と呼ぶ方も多いので、NewCasaで音を印象付けてもらう狙いもあります。

この日、ヒュッテ入笠

 入笠山は2000m近い標高ながら、富士見パノラマのゴンドラを使って手軽に楽しめる中級山岳です。またジュラ紀といわれる約2億年前の昔に形成された古い地層をもつ山でもあります。山自体もそうですが、人類も太古よりこの山にかかわってきました。「御所平」「高座岩」「鐘打平」「仏平峠」など往時をしのばせる地名も多く今に残っています。入笠山は昔「雨乞い山」「雨乞岳」と呼ばれて、山頂では雨乞いの儀式も行われていたようです。人々のかかわってきた山の歴史を踏まえ、入笠山の素晴らしいフィールドを守りながら観光、登山、アスレチック、バカンスなど様々な目的をもってこの地を訪れる皆様に憩いと安らぎの空間を提供する山小屋創りが私たちの使命です。

この日、ヒュッテ入笠で

その時その時を大切にし、山荘を訪れる方々に山の魅力を伝えていきます。

入笠高原の小さな山小屋 ”ヒュッテ入笠” 山口信吉

Infomation – インフォメーション –

  • 【営業】2023年度4月~7月の宿泊受付を開始しました
  • 【求人】2023年度グリーンシーズン 山小屋スタッフ募集しています →詳しくこちら
  • 【商品】ヒュッテ入笠のオリジナルグッズ販売中 随時取り揃えています

Today’s New Casa – 山小屋・入笠山の最新情報 –

直近の山小屋の営業(臨時休業など)に関することや、山小屋周辺のコンディション状況、山小屋スタッフの日常などを、SNSにて毎日発信しています。

出発前の情報収集にご活用ください。

New Casa diary – 山小屋からのお便り –

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入笠山登山道の積雪状況(1/12)
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入笠山登山道の積雪状況(1/5)
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星を見るということ 12/21

New Casa scenery – 入笠の風景 –

  • OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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